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デザイナーの私がアメリカに移住して良かったところ BLANC COCO.Inc

更新日:1月9日


こんにちは!


BLANC COCOのプロデューサーYuです。


今回は私が日本からアメリカに移住して、良かったポイントをデザイナーの視点からまとめてみました!



目次

その1 グラフィックが街中に溢れている

その2 日本での固定概念が消える

その3 デザインにこだわるカスタマーが多い

その4 個性を違いとして受け入れてくれる

その5 生活そのものが刺激的




その1 グラフィックが街中に溢れている


まず街に出て驚いたのは、至る所にある落書きとステッカーの量の多さ。



街中の広告



道路や地面にも!



信号機にまで!





















どこを見渡しても何かしらのグラフィティが目に飛び込んでくるほど、視覚的な刺激に富んだ街並みは、デザイナーにとって素晴らしい環境と言えます。


日本もたくさんの看板で埋め尽くされてはいますが、さすがにこの量には勝てないでしょう。




その2 日本での固定概念が消える


日本で知らない間に定着していたバイアスを一旦リセットさせてくれるのも、海外移住の良さです。


例えばヒョウ柄の服と言えば一歩間違えると日本では少し品のないイメージになってしまうところが、NYマダムの手に掛かればとってもモダンなイメージに、なんてことがあります。


自分の固定概念をいかに無くし、より良いと思えるデザインを追求していける発想力を強化することは、デザイナーにとって、とても大切なことだと気づきました。







その3 デザインにこだわるカスタマーが多い


これはとても驚いたのですが、グッズのデザインや店内の内装デザインにクレームや要望を上げる購買者がいるということです。


日本だとあまりそういったことは、聞いたことがありません。


アメリカの人たちは色味や素材にこだわるだけでなく、それをメーカーや店に伝えるという労を厭わない人が一定数いると言えます。


ものづくりをする側にとって、何かしらの反応があることは、次のものづくりの参考になり、時には素晴らしいアドバイスとなります。







その4 個性を違いとして受け入れてくれる


アメリカと日本の最も異なる点として、自由度の高さが挙げられます。


例えばアメリカの大浴場では本を持ち込んで読んでいる人がいたり、体にタトゥーが入っていても何も問題がありません。


個々の違い=個性として寛容に受け入れる姿勢が人々に備わっています。


アメリカにおいて、デザインとはアイデンティティを自由に表現することであり、そのエネルギーの強さに圧倒されました。


どのように生きて、どのような仕事を選び、どのような生活を今後して行きたいのか、全ては自分がどうしたいか次第なのだと改めて感じました。







その5 生活そのものが刺激的


とにかく毎日が新しいことの連続で、目まぐるしい生活の中でひたすら順応していく自分がいます。


例えば洗濯機一つとっても日本と全くルールが違う。


洗剤の選び方から洗い方まで一から考えなければなりません。


それはつまり新しい視点を作るということ。


デザイナーにとって発想の転換能力を鍛えることは最も重要なことの一つです。


柔軟な脳みそで日々チャレンジする心を持ち続けることは、私がBLANC COCOで挑戦し続けるために必要な糧となっています。









Yu Toyokawa

東京のIT系中堅ベンチャー企業にて法人向け商品開発及びデザイン部門の管理職を歴任し、長年デザイン業界に従事。ハイブランド案件にも多数携わり実績を積む。2014年の独立を期に念願の天然石ジュエリーブランド Blanc coco(R)を立ち上げ、2017年にはハワイでローンチ。現在は(株)BLANC COCO代表取締役CEOとして東京とLAを拠点に活動。女性に指示されるラグジュアリーを主軸としたデザイン・企画・生産までの一貫したマネジメントを行うと共に、女性が働きやすい組織作りにも積極的に取り組んでいる。


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