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女性を意識したカラースキームの選び方

更新日:1月6日


女性をターゲットとした商品やサービスを展開する際、カラースキームの選定はとても重要です。

色彩は感情や購買意欲に大きな影響を与えるため、適切な配色を選ぶことで、ブランドイメージを高め、消費者の心を惹きつけることができます。

この記事では、女性を意識したカラースキームの選び方についてお話ししたいと思います。


1. 女性に好まれる色の傾向を理解する

女性に人気のある色の傾向として、柔らかく温かみのある色合いが挙げられます。

例えば、ピンクやラベンダーといったパステルカラーは、多くの女性に好感を与える色とされています。

また、淡いブルーやミントグリーンも清潔感やリラックス感を演出する色として人気です。一方で、モノトーンやゴールド、シルバーなどの洗練された色合いも、高級感を求める層に支持されています。



2. 商品やサービスの目的に応じた色選び

カラースキームを選ぶ際は、商品やサービスの目的を明確にしましょう。

たとえば、癒しやリラックスを提供する商品には、自然を連想させるグリーン系やアースカラーが適しています。

一方、エネルギッシュでアクティブな印象を与えたい場合は、ビビッドなオレンジやレッドを採用するのも良い選択です。



3. トレンドを意識する

色彩のトレンドは年々変化します。

ファッション業界やインテリアデザイン業界で注目されている色を参考にすることで、時代に合った印象を与えることができます。

近年では、自然の温かみや深みを感じさせる色が多く、明るく優しい色が注目されていますが、ターゲット層に合致するかどうかを必ず確認しましょう。



4. 配色のバランスを考える

単色だけでなく、複数の色を組み合わせて配色を作成する場合、バランスが重要です。

主役となるメインカラー、補完的なアクセントカラー、そして背景に溶け込むニュートラルカラーを組み合わせることで、統一感と調和の取れたデザインが完成します。



5. 文化や心理的な影響を考慮する

色には文化的背景や心理的効果が伴います。たとえば、日本では、緑色は「自然」や「生命力」、「安らぎ」を象徴します。

西洋文化においては、複雑な意味を持つ色です。

基本的には「自然」や「新鮮」といったポジティブなイメージがありますが、歴史的には「嫉妬」や「不安」を意味することもあり、一部の状況では「毒」や「危険」を連想させることもあります。

余談ですが、中国人男性は緑の帽子を嫌がるなど・・・(気になるかたは調べてみてください。)このように色には文化的な背景や文脈によって異なる解釈が存在するので、デザインやブランド戦略で色を使用する際は、ターゲット市場やその文化的な背景を考慮することが重要です。



株式会社BLANC COCO(ブランココ)の強みと実績

株式会社BLANC COCO(ブランココ)は、東京とロサンゼルスの2拠点でデザイン活動を行っており、日本だけではなく、アメリカの文化や流行を肌で感じていることが大きな特徴です。

また、社内では女性スタッフが活躍しており、女性の視点を取り入れたデザイン提案が可能です。

事例としては、長年にわたり女性向けのスマートフォンケースの制作を手掛けています。

このプロジェクトでは、年齢層に合わせた配色を追求しており、例えば「ピンク」と一口に言っても何種類もの「ピンク」がある中から、ターゲットに合わせた最適な色味を選定しています。

お客様と話し合いを重ねながら、工場に何度もサンプルを作成してもらい、実際のモックを確認しながら1つの色を決定するという緻密な作業を行っています。



まとめ

女性を意識したカラースキームは、ターゲット層の心理やトレンドを理解し、目的に応じて適切に選定することで、その効果を最大限に引き出すことができます。

ブランドの魅力を引き立てる配色を実現するためには、色彩の持つ力を深く理解し、的確に活用することが必要です。

カラースキームの選び方でお困りの方、株式会社BLANC COCO(ブランココ)ならターゲットに合わせたデザインのご提案が可能です。

ご要望に応じた色彩提案やデザインサポートを通じて、貴社の魅力を最大限に引き出します。

ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら





Yuko Itai

株式会社BLANC COCO(ブランココ) サブデザイナー

福岡県出身。大学で工業設計を学び、大学院でパブリックデザイン専攻にて修士号取得。エクステリア商品の広告デザインに携わる。結婚後は関東に移住し3児の母として子育てをしながら、地域密着型デザイナーとして、地域の活性化に貢献することをモットーにロゴ、イベントチラシ、パッケージデザインなどの作成を行う。現在はBLANC COCOにてサブデザイナー、アシスタントディレクターとして活動中。



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